再診が途切れる理由は、費用だけではない
米国動物病院協会(AAHA)の調査では、推奨された検査や治療が実行されなかった理由として費用を挙げた飼い主は、一部にとどまりました(米国動物病院協会 AAHA、2003年。Hill'sが資金を提供)。
- 5%
シニア検診が実行されなかった理由として、費用を挙げた飼い主の割合(米国の調査)
- 53%
シニア年齢の犬猫のうち、シニア検診を勧められていなかった割合(米国の調査)
- 78% → 52%
来院後のフォローを期待した飼い主は78%。実際に病院から連絡を受けたのは52%でした(同じ調査の数字を引用したdvm360の記事)。
国内では、受診をためらうことが「ある」飼い主が66.1%でした。理由は「費用が高い」48.4%、「通院時間がとれない」41.2%です(株式会社TYLによる調査、2025年、525人)。
来院と来院のあいだは、病院からは見えない
次の来院までの間に何が起きたかは、飼い主さまの記憶に頼るしかありません。その飼い主さまも、多くは家での変化を書き残していません。
- 67.4%
10歳以上の犬猫の飼い主のうち、日々の変化の記録を「ほとんど」「まったく」取っていない人の割合(CUFEIS株式会社による調査、2023年)
- 0円
指導料・電話相談料の中央値(日本獣医師会「診療料金実態調査」、令和3年、開設獣医師1,096件)。来院と来院のあいだのフォローは、多くの病院で収益になっていません。
自宅の記録が、次の受診のきっかけになる
米国の動物病院チェーン1,042院の研究では、首輪型端末のアラートのあと4週間以内に受診した割合が、4.74%から7.49%に増えました(Carson ら 2023。観察研究で、MarsとZoetisが資金を提供)。
わんケアlogは首輪型端末ではなく、飼い主さまが記録するツールです。同じ効果があるとは限りません。
先生にとって変わること
- 診察:前回の受診からの推移を、受診時にPDFで確認できます。
- 説明:記録をもとに「この変化は、次の再診で確認しましょう」と、再診の必要性を説明しやすくなります。
- 経営:飼い主さまが家で変化に気づくことが、相談・受診のきっかけになります。
院内でご案内いただき、効果を一緒に測らせてください
自宅の記録が再診にどう影響するかは、国内ではまだ十分なデータがありません。院内でご案内いただいたあと、たとえば次の指標を一緒に見ることをご提案します。
- シニア患者の再来院までの日数
- 予定どおりの再診の割合
よくある質問
- 病院側で何か登録が必要ですか?
- 不要です。飼い主さまがPDFを受診時にお見せします。
- 飼い主さまの費用は?
- 月額1,480円(獣医師監修のPDFレポートを含む)です。病院側の費用はかかりません。