転院のきっかけは「説明不足」
かかりつけ病院に不安や不信を感じたきっかけを尋ねた国内の調査では、説明に関わる項目が上位に並びました(上池台動物病院グループによる調査、2026年、317名)。
- 35.9%
検査や処置の必要性への疑問
- 35.0%
事前説明のない高額な費用
- 26.5%
治療効果や必要性の説明不足
- 25.6%
症状が改善しないのに、同じ治療を続けられた
同じ調査で、不信を感じた人のうち25.6%は実際に病院を変え、49.6%は「変えたいと思ったが変えていない」と答えています。
飼い主さまは、対面で診てもらうことを望んでいる
- 88%
「対面で診てもらうのが最善」と考える飼い主の割合(米国獣医師会 AVMA による米国の調査、2023年、1,000人)
カナダの研究では、飼い主がネットで調べた情報を伝えたときに獣医師が否定的に反応すると、転院に至る例がありました(Veterinary Evidence誌、Lai ら 2021。飼い主26人への聞き取り)。
記録を一緒に見ることが、説明の土台になる
飼い主さまが記録したデータを、受診時に先生と一緒に見ていただけます。
- 診察:前回からの経過と、薬が飲めていたかを、記録で確認できます。
- 説明:「前回からこう変わった」「この薬で発作がこれだけ減った」と、記録をもとに経過と治療の必要性を説明できます。
- 飼い主さまにとって:自分が記録したものを、先生が見てくれる体験になります。
院内でご案内いただき、効果を一緒に測らせてください
記録の共有が飼い主さまの受け止め方にどう影響するかは、国内ではまだ十分なデータがありません。院内でご案内いただいたあと、たとえば次の指標を一緒に見ることをご提案します。
- 飼い主さまの満足度
- 説明が分かりやすかったかどうか
よくある質問
- 飼い主さまが記録を見せてくれない場合は?
- 受診前にアプリから「かかりつけの先生にPDFを見せましょう」とご案内します。
- 病院側の費用は?
- かかりません。