トリミングサロンの経営で、新しいお客さまを集めることと同じくらい大切なのが、来てくださったお客さまにまた来ていただくことです。その土台になるのが、顧客台帳とカルテの管理だと感じています。

この記事では、特定のサービスを売り込むことはしません。指名やリピートを伸ばすために、トリミングサロンの顧客管理で何を押さえるとよいのかを、開発者の視点で整理します。

顧客台帳に持たせたい情報

バラバラのメモや記憶に頼ると、担当が替わったときに引き継げません。次のような情報を、一か所にまとめておくのがおすすめです。

  • わんちゃんの個体情報 — 犬種、性格、苦手なこと、体の特徴。
  • 指名スタッフ — 「いつもの人に」をかなえるための、担当の記録。
  • 来店周期 — 前回からどのくらいの間隔で来店されるか。
  • 施術の履歴 — 過去のカット内容や写真は、カルテの記事で詳しく触れています。

指名とリピートを、どう伸ばすか

  • 指名をスタッフ別に見える化する — 誰がどれだけ指名されているかが分かると、良いところを共有でき、サロン全体の質が上がります。
  • 来店周期に合わせて声をかける — 周期から「そろそろ」の時期を割り出し、次回をお知らせする。LINE連携の記事で触れた再来店の工夫と相性がよい部分です。
  • 離脱の予兆に気づく — いつもの周期を大きく過ぎているお客さまに気づければ、早めに一声かけられます。

まず、今のサービスで足りるかを確かめる

ここまでの多くは、サロン向けの予約・顧客管理サービスに機能が備わっています。まず今のサービスでどこまでできるかを確かめ、足りない部分だけを考えるのが、費用も手間も抑える近道です。「どの情報を、誰が、いつ入力するか」が続けられる形になっているかが、いちばん大事だと感じています。

当事者として、お伝えできること

当社は飼い主向けアプリ「わんケアlog」を自社で運営し、記録を「続けてもらう」難しさに向き合ってきました。立派な台帳を作っても、入力が続かなければ意味がありません。だからこそ、項目を欲張らず、現場で無理なく続けられる形から始めるのがよいと考えています。なお、トリミングサロン向けの受託実績はこれからで、まず小さく一緒に始める形をおすすめしています。

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